沖縄県那覇市にある神社『波上宮(読み方:なみのうえぐう)』について紹介しています。駐車場ほか基本アクセス情報にくわえ、波の上宮で授かれるご利益や、購入できるお守りについて、また御朱印や御朱印帳の貰い方や貰える時間などについて知りたい人はこの記事を参考にしてください。
波上宮ってどんな神社?
波上宮は、波の上ビーチのある海岸に垂直に切り立った崖の上から海を見下ろすように建つ沖縄県那覇市内の神社。境内は南国の植物に彩られ、本殿横には狛犬の代わりにシーサーが鎮座する本州の神社とは一味違った雰囲気が魅力的です。
創建の年代は不明ながら、琉球八社のひとつとして、琉球王朝時代より沖縄の総鎮守として信仰されてきました。また創建よりさらに時代を遡れば、遥か昔ニライカナイ信仰の拝所であったことからはじまり、この地には様々な古い伝承が残っており、それ故に現代においてもパワースポットとして多くの参拝者を集めているようです。
なお那覇市にある琉球八社としては、沖宮のほかに、波の上宮・安里八幡宮・天久宮・末吉宮があります。
波上宮のご利益と神様について
波上宮のご利益
波上宮は『縁結び』のご利益があるということで有名です。主祭神が伊弉冊尊 (いざなみのみこと)であることにくわえ、本殿のしめ縄の上に掲げられた「波上宮」の札の周りを縁取るようにして小さなハートマークが描かれていることなどから、恋愛成就のパワースポットとして人気を集めています。またそのほかに、厄払い、安産祈願をはじめとし様々な後利益を授かることができます。
波上宮の神様
▼主祭神
伊弉冊尊 (いざなみのみこと)
速玉男尊 (はやたまをのみこと)
事解男尊 (ことさかをのみこと)
▼相殿神
竈神(火神)
産土大神
少彦名神 (薬祖神)
波上宮の御朱印と御朱印帳
波上宮の御朱印・御朱印帳は、参道先の本殿に向かって右側にある社務所にて受け取ることができます。受付時間は9時半~17時です(変更される可能性もあり得ますので、事前に公式情報を確認することをおすすめします)
なお御朱印は書置きの場合もあるようです。波上宮に限らずコロナ禍においては、感染対策の一環として書置きの御朱印をもらうケースが多くなります。どうしても気になる方は事前に確認してから参拝されることをおすすめします。
波上宮で手に入るお守り
波上宮では様々な種類のお守りを購入できます。特におすすめなのは、沖縄を代表する染物「紅型」のお守り(初穂料/料金500円)。色鮮やかな南国風のデザインは沖縄土産にもってこいです。また、縁結び祈願で波上宮を訪れた人は、縁結びに特化したお守りが欲しいかもしれません。その場合は赤と白の貝を模した飾りのついた「縁結びお守り」(初穂料/料金800円)がおすすめです。
なお、お守りの授与所の開設時間は午前9時から午後5時までです(年末年始を除く)。
波上宮のアクセス/駐車場の情報
基本情報
住所 | 〒900-0031 沖縄県那覇市若狭1丁目25−11 |
電話番号 | 098-868-3697 |
FAX番号 | 098-868-4219 |
波上宮へのアクセス
・那覇空港から自動車で 約10分
・国際通りから自動車で 約15分
・ゆいレール旭橋駅から徒歩で 約15分
波上宮の駐車場
無料駐車場(20台駐車可)があります。一の鳥居から入り、参道に沿って設けられた車道を少し登ると駐車場です。なお、混雑時は近隣に有料駐車場も多数あるのでそちらを利用すると良いでしょう。
波上宮の地図
波上宮の周辺スポット
波の上ビーチ
波上宮のすぐ下には、那覇唯一のビーチ「波の上ビーチ」があります。小さくこぢんまりとしたビーチながら、青く美しい沖縄の海を体験できます。
旭ケ丘公園/うみそら公園
波の上ビーチのまわりには、展望台のある旭ケ丘公園や、波の上うみそら公園などいくつかの公園があります。ビーチを楽しんだあとに一休みするのにちょうど良いでしょう。