沖縄県竹富町の黒島に所在する1975年に設立された沖縄県でもっとも歴史ある海洋生物の研究所。主にウミガメの研究をしている。黒島の主要観光スポット
「黒島研究所」とは?
ウミガメの研究をしている小さな水族館
『黒島研究所』は1975年に設立された沖縄県でもっとも歴史ある海洋生物の研究所。主にウミガメの研究をしている。常設の展示室には黒島に住む動物や民具などを展示されており、小さな博物館と水族館のような施設。黒島の主要観光スポット。
「黒島研究所」の見どころ
ウミガメの標本
展示コーナーには大小様々なウミガメの標本コーナーが。こんなに様々な種類のウミガメ標本を見られるのは珍しい。
サメのビオトープ
正面入口から付近の脇の側溝に作られたサメのビオトープ。サメを水槽越しではなく間近で上から覗けるのは新鮮。
子ウミガメ水槽
室内水族展示コーナーには子亀が飼育されている。運がいいと産まれて間もない小さな子亀が見れる事もある
▼運がいいと、小さな子亀に会える▼ |
巨大ヤシガニ
生きたヤシガニが水槽越しではなく間近で観察出来る。しかしヤシガニは怒らせると鋭いハサミで攻撃してきて非常に危険なので絶対に手は出さないように。
屋外水槽コーナー
屋外には大きな水槽が4つほど設置されており、さまざまな種類の魚やウミガメが飼育されている。屋内にあるカメの餌(200円)はこの屋外のカメに与える事も出来る。
ウミガメの放流が見れる?
▼保慶海岸でのウミガメ放流の様子▼ |
黒島研究所では地元小中学校や石垣市内小学生の環境学習の場として教育といった幅広く受け入れをしており、そのためウミガメの放流体験などを頻繁に実施している。
筆者が行った日も黒島研究所にて地元中学生達が研究所職員のお話しを聞いた後、飼育されていたウミガメを連れ、研究所裏手にある保慶海岸へ。ウミガメを海岸に放つと少し戸惑った様子ではあったが自力で海に入っていった。しばらく見守っていたら、無事海に馴染んだ様子であった。なかなか体験できないことなのでとても感動した。
運が良ければ保慶海岸でウミガメの放流が目撃できるかもしれない。
▼無事、海に馴染んだ様子の放流されたウミガメ(中央の黒い丸)▼ |
基本情報
名称 | 黒島研究所 |
ジャンル | 博物館、水族館 |
電話 | 0980-85-4341 |
アクセス | 石垣島ユーグレナ離島ターミナルより高速船で30分「黒島」へ。「黒島港」から徒歩30分:自転車15分 |
料金 | 500円(チケットにウミガメシール付き) |
営業時間 | 午前9時~午後6時 (10月から3月までは午後5時まで) |
住所 | 〒907-1311 沖縄県八重山郡竹富町黒島136 |
駐車場 | あり |
注意点 | レストラン、お土産屋などは無 |