飲んだり食べたり遊んだり! 競馬場の歩き方 第19回 コロナ禍の競馬場、現状は? JBC当日の大井競馬場に潜入! - tabico

飲んだり食べたり遊んだり! 競馬場の歩き方 第19回 コロナ禍の競馬場、現状は? JBC当日の大井競馬場に潜入!

102 view更新日:2020年11月21日 情報提供:マイナビニュース

コロナウイルス感染拡大の影響で無観客のレースが続いていた競馬場だが、ここ最近は限定的ではあるものの観客が戻りつつある。コロナ禍でどんな変化があったのか、競馬場の楽しみ方を提案する本連載としても気になるところだ。11月3日に東京シティ競馬(TCK、大井競馬場)を訪れ、現状を見てきた。

約1年ぶりに東京シティ競馬へ!

9月2日から事前抽選の当選者に限定して有観客競馬を再開している東京シティ競馬。訪問するのは昨年の「東京大賞典」以来となる。取材当日はダート競馬の祭典「JBC」(ジャパンブリーディングファームズカップ)競走開催日。通常であれば、何万人もの来場者でごった返すはずなのだが……。

11時過ぎに正門前に到着すると、足下のマーカーにそってソーシャルディスタンスを保ちながら開門を待つ事前抽選当選者の列が確認できた。インターネット投票が一気に普及し、競馬場に行かなくても競馬を楽しめるようになった昨今ではあるが、それでも競馬場に足を運ぶファンの姿に少し安堵を覚えた。

最後尾に加わり、待つこと10分少々。開門時間の11時40分になり、いよいよ競馬場内へと足を踏み入れた。

しばしライブを鑑賞した後、まずは「L-WING」へと足を運んだ。ここでは投票所の様子をチェックしていきたい。

投票所前に着くと見慣れないテーブルが。テーブル横には消毒液、テーブルの上にはマークシートが並んでいる。来場者がマークシートを手に取ると、係員が都度テーブルを消毒し、マークシートを補充する仕組みのようだ。

豊洲直送! 新鮮魚介を使った海鮮丼を実食

その後、「L-WING」内を巡回していると、3階で「築地食堂 源ちゃん」を発見した。時計を見ると早くも13時を回っていたため、本日の昼食をここに決めた。メニューを見ると通常よりも少ない気がしたので、リサーチも兼ねて店員さんに声をかけてみた。

――すいません。今日は「源ちゃん丼」はないんですか?

店員さん:今はメニューを絞って営業していますので、今日はないんですよ。

――お店っていつから営業を再開しているんですか?

店員さん:TCKが限定的にお客さんの入場を始めた9月2日からですね。今日はJBCデーなのでG-FRONTも開いていますが、通常はL-WING内の3店舗だけが営業をしています。

――メニューを見ると、アルコール類の販売を行っていないようですが?

店員さん:そうなんです。現在はTCK場内でアルコール類の販売を行っていないので、当店でも提供していません。

――そうですか。でも、それは経営的に痛手ですね。ところで、こちらで使っている魚介類はやっぱり豊洲市場で仕入れるんですか?

店員さん:そうですね。全てではないですが、豊洲市場から毎朝直送される魚介類を使っているものがほとんどですね。

アルコール類の販売がないのは思わぬ誤算だったが、注文可能な3つのメニューの中から「ねぎとろ鉄火丼」(1,080円)をオーダーし、座席を確保した。

ねぎとろとマグロの切り身3枚に生姜や青葉など、シンプルに構成された丼。ちなみに、切り身にはインドマグロの赤身が使われているそうだ。よく合いそうなアルコールがないのは重ね重ね残念だが、早速実食することにした。

TCKは立地的に豊洲市場に近いので鮮度を保ったまま直送できるのか、マグロにもツヤがあって食欲をそそる。赤身だけに舌で溶けるということはなかったが、臭みもなく新鮮そのものだ。酢飯もマグロのうまみを引き立てるちょうどいい塩梅で、最後のお米1粒まであっという間に完食となった。

今回はオーダーできなかったが、8種類の魚介が乗る「源ちゃん丼」(1,490円)や厳選した素材を使った「特選寿司」(1,780円)もお店自慢の品とのこと。訪れた際に提供されているようであれば、ぜひチェックしてみてほしい。
○屋外スタンド席も指定席?

「築地食堂 源ちゃん」を後に、再び「L-WING」1階へ。次は、屋外スタンドの様子を確認していきたい。

まず驚いたのが、屋外スタンド席が全て指定席になっていたこと。なんでも、事前応募で当選した際に、座席番号が連絡される仕組みだという。加えて、屋外スタンド席は密を避けるため、半分の座席が使用禁止になっていた。コロナ以前であれば空いている席を自由に選べただけに、この違和感は半端ない。

また、飛沫防止対策として大声での声援も禁止となっていた。競馬観戦といえば最後の直線で飛ぶ声援が醍醐味ともいえるので、これは非常に残念だ。実際に1レースを見届けてみたが、静かに繰り広げられるゴール前の攻防はなんとも味気なく感じた。

そして何より、地方競馬の祭典であるJBCデーであるにもかかわらず、観客数が圧倒的に少ないのが印象的だった。昨年の浦和開催の盛り上がりを見ているだけによりそう感じたのかもしれないが、閑散としたスタンドは実に寂しい限り。熱気にあふれるあの光景が再び訪れるのを期待してやまない。

競馬場の現状を把握したところで前編は終了。後編では、TCKで見つけた気になる競馬アイテムや今年初のG1級観戦となるJBC3レースの模様をたっぷりとお届けしたい。

安藤康之 あんどうやすゆき フリーライター/フォトグラファー。編集プロダクション、出版社勤務を経て2018年よりフリーでの活動を開始。クルマやバイク、競馬やグルメなどジャンルを問わず活動中。twitter:@andYSYK。 この著者の記事一覧はこちら

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