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旅するカメラマン南谷有美の"住みたくなるまち" 第20回 卒園・卒業おめでとう。今のわたしにできること

278 view更新日:2020年04月18日 情報提供:マイナビニュース

決まった住所を持たず、日本中を旅しながら生活しているカメラマンの南谷有美(なんや・ゆみ)さん。訪れた地域では人々とどのように交流し、どんな仕事をしてきたのか。それぞれの地域の魅力についても綴っていただきます。

新型コロナウィルスの影響を受け、不安な日々をお過ごしの方も多くいらっしゃることと思います。私は旅をすることをライフワークとしていますが、現在はそれに伴い自粛をしています。

最近は人との接触を避け、1人でひっそりと古民家を借りて引きこもっていました。完全に隠居生活です。事態が収束し、安心で穏やかに過ごせる世の中になりますよう、心からお祈りしています。
○突然の休校宣言

さて、今回は休校宣言のお話。2月27日、夕食を食べながらテレビを見ていたときにこのニュースが流れてきました。子どもがいる訳でもなく、教育に携わっている訳でもない、私が見ても衝撃を受ける内容でした。

子どもの立場、教育者の立場、保護者の立場、職場の立場など、さまざまな立場からこのことをみてみましたが、どの立場に立っても浮かぶのはネガティブな想像ばかり。自分の想像力の乏しさに悲観しながらも、「私にも何かできることはないかな」と力になれそうなことを考えてみることにしました。

「学童や保育所で働く」「ベビーシッターをする」「保育園を作る」など保育の経験を活かした取り組みを考えてみましたが、この短期間で現実的に行っていくのは難しそうだと感じました。そんなときふと気になったのは、卒業式。休校になったらもしかしたら卒業式もやらなくなってしまうのではということが、頭をよぎりました。

卒園・卒業は単なる儀式じゃなくて、親子にとっての大切な日。だったら私が写真でお祝いをしようと思い、次の日に以下のような発信をSNS上でさせて頂きました。

レンタルスペースなどを借りて撮影会という形で開催することもできましたが、自らが出向くということを選びました。感染のリスクを最小限に抑えるといった理由もありますが、何よりも思い出の場所で撮影してあげたいという想いを強く持っていたためです。

この投稿からたくさんの方に問い合わせをいただき、多くの方の門出を一緒にお祝いすることができました。
○卒園・卒業写真

撮影させて頂いた写真の一部を、コメントとともにご紹介します。

短大時代の同級生のお子さま。笑った顔がママにそっくりで、癒やされます。小学校でたくさんの友達を作ってね。

卒園の男の子。かっこいいランドセル姿を披露してくれました。撮影が終わるとすぐに着替えて、公園へ。元気いっぱいに駆け回っていました。

小学校を卒業する男の子。初めは照れて嫌がっていましたが、最後には自然な表情に。何気ない日々の姿が、実は一番貴重だったりする。中学校では何部に入るのかな。また話を聞かせてね。

高校の同級生のお子さま。片や3児の母で、片や独身。高校時代の私たちが知ったら、びっくりするだろうね。本当に尊敬するよ。卒園おめでとう。

元気いっぱいの男の子たち。撮影中も争いが勃発。喧嘩するほど仲がいいとは、まさにこのこと。4月から違う小学校に行く子もいるけど、いつまでも仲よしでいてね。

何と、昔勤めていた保育園の卒園生からもご依頼が。思い出話に花が咲きました。「〇〇先生が、いい写真だねって褒めてくれました!」という嬉しい報告も。カメラマンになるって言った時はかなり心配されましたが、やり続けることって大切だなと改めて思いました。

撮影を終えて

たくさんの方からご依頼をいただき、一緒に卒園・卒業のお祝いをすることができました。好きなことをして、「ありがとう」と感謝される。こんな幸せなことってないなと思いました。これからも笑顔がより一層輝きますよう、お祈りしています。

○南谷有美(なんや・ゆみ)
カメラマン/ライター2018年4月に認可外保育園の園長を退いてから、各地を巡る旅人に。リモートで仕事をしながら、好きな場所で好きなことをして生活しています。

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