行った気になる世界遺産 第88回 奥州市出身の大谷翔平選手は源義経の生まれ変わり!? - tabico

行った気になる世界遺産 第88回 奥州市出身の大谷翔平選手は源義経の生まれ変わり!?

27 view更新日:2018年04月16日 情報提供:マイナビニュース

ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平選手。彼の現実離れした活躍ぶりに、「あれ? これって映画でも観てるんだっけ?」と、春のせいでぼわっとした頭が混乱します。こんなヒーロー現実にいるの? というのは、まるで伝説が一人歩きする源義経のようですよね。

兄弟喧嘩の末に東北へ

それもそのはず、大谷翔平選手の「翔」の字は、出身地である奥州に縁のある義経が軽々と跳ぶ姿をイメージしているそうです。そして「平」は、奥州の世界遺産「平泉」。

源平合戦で活躍した義経は、鎌倉幕府を開いた兄の頼朝と仲たがいします。「船を八つも飛び移るなんてチャラチャラした戦い方して、目立ちすぎなんだよ!」などと頼朝が言ったかどうかは知りませんが、義経は東北まで奥州藤原氏を頼りに逃げ延びてきます。

その時に義経を匿ったのが、藤原秀衡(ひでひら)でした。藤原清衡(きよひら)・基衡(もとひら)・秀衡の三代、平泉は金と馬の産地として全国的にも有名な力のある都市だったので、頼朝も簡単には手が出せなかったのです。秀衡が京都の平等院鳳凰堂をまねて築いた無量光院は、本家を上回る大きさと豪華さだったほどですから。

しかし、秀衡がこの世を去ると、家を継いだ泰衡(やすひら)は頼朝の威圧感に負けて、義経を追い詰め自害させてしまいます。それを聞いた頼朝は、褒めるどころか「なんでうちの弟を殺したんだ」と平泉に攻め入り、奥州藤原氏を滅ぼしてしまいました。なんて理不尽。

死んだはずの義経、その後あちこちの伝説に登場します。北海道の蝦夷地にわたってアイヌの王になったとか、大陸にわたってチンギス・ハンになったとか。あと100年くらいしたら、海を渡って新大陸に行き野球選手になったなんて伝説に……は、ならないか。
○世界遺産データ

『平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群-』文化遺産、2011年登録、日本国
○筆者プロフィール: 宮澤光

世界遺産検定を主催する世界遺産アカデミーの主任研究員。イタリアの小説や映画、音楽、サッカーに惹かれながらも留学はなぜかフランスへ。ヨーロッパから世界各地の文化へと思いを馳せる毎日。世界遺産を「学ぶ」楽しさを伝えようと、世界遺産アカデミーHPにて「研究員ブログ」を連載中。

世界遺産検定とは?

世界遺産の背景にある歴史、文化、自然等の理解を深め、学んだことを社会に還元していくことを目指した検定。有名な観光地のほとんどは世界遺産になっているため、旅の知識としても役立つと幅広い世代に人気。
主催: 世界遺産アカデミー
開催月: 3月・7月・9月・12月(年4回)
開催地: 全国主要都市
受検料: 4級3,000円、3級4,500円、2級5,500円、1級9,700円、マイスター1万9,000円、3・4級併願7,300円、2・3級併願9,500円
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申込方法: インターネット又は郵便局での申込
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