東大散歩は風情も格別! 赤門は季節の移ろい共に、グルメ&土産も抜かりなく - tabico

東大散歩は風情も格別! 赤門は季節の移ろい共に、グルメ&土産も抜かりなく

24 view更新日:2017年12月06日 情報提供:マイナビニュース

日本の大学の最高峰である「東京大学」。そこは多くの学生の憧れであるだけでなく、東京屈指の銀杏の名所であることをご存知だろうか。中世イギリスを思わせる重厚な建築と黄金色の銀杏のコントラストは、まさに圧巻の一言。さらに、見どころだけでなく構内での"お買いもの"も意外に楽しかったりもする。そんな東京大学本郷キャンパス(東京都文京区)とその周辺を、秋晴れの一日、散策してみた。

東大は建築も自然も見どころだらけ

年配の人に東京大学の話をすると、たいてい「東大紛争」というキーワードが登場する。その舞台となったのが東京大学本郷キャンパスにある「安田講堂」だ。大正時代に建てられ、今なお東大のシンボル的建造物として聳えているのだが、ここにある見どころはそれだけではない。東京大学ホームページによると、本郷キャンパスだけで安田講堂を含めた8つもの建築物が国の登録有形文化財に指定され、3つが東京都の歴史的建造物に選定されている。

その様相は「少し日本寄りのハリー・ポッターの世界」のようで、「こんなところで勉強できるなんて」と東大の学生をうらやまずにはいられない。ちなみに、ザ・日本の風情漂う「赤門(旧加賀屋敷御守殿門)」は、登録有形文化財よりもさらに価値が高いとされる重要文化財に指定されている。

ところが、大学としては"難関"と呼ばれるこの東大、意外と気軽に入ることができる。もちろん学生としてではなく散策としてなのだが、紅葉の美しい11月中旬~12月上旬ともなると、幼い子どもを含めた老若男女が公園のごとくに歩き回り、黄色い落ち葉を空高く舞い上げてみたり、歴史的建築に囲まれた重々しくも爽やかな空気を楽しんだりしている。ただし、学校なので静かに見学しよう。

土・日曜日には、学生による無料のキャンパスツアーも開催している(要事前申し込み)。時間があれば参加してみてはいかがだろうか。

ミドリムシのお菓子!? 東大オリジナルグッズが楽しすぎる

ここまで来たら、構内の大学生協購買部に立ち寄りたい。ここでは予想外に豊富な東京大学オリジナルグッズが販売されている。大学名入りの各種文房具はもちろん、「東京大学クッキー」「東京大学チョコレート」や、「東京大学ワイン」「芋焼酎 本郷赤門」「純米吟醸酒」まである。

中でも特に注目したいのが、ミドリムシ(ユーグレナ)が入ったお菓子。ミドリムシは栄養素が豊富とのことで、東京大学発祥のベンチャー企業が研究開発をしているという。ムシと言ってもミドリムシは藻類だそうで、食品のほか、燃料としても期待されているのだとか。

生協やオフィシャルショップは数カ所あるが、日曜日はほとんどが閉店していて、開いているのは「生協第二購買部」のみ。安田講堂の真下あたりにあるため、講堂に向かって右にある階段を降りていこう。

富士山を望む展望スポットも

明治10(1877)年に設立された東京大学。その周辺は、やはり同様に文化的な香りが漂っている。樋口一葉が幼少期を過ごした跡地や、明治時代に下宿屋として建てられ、現在は旅館として営業している登録有形文化財「鳳明館」、迷路のような細い路地など、風情ある街並みに迷い込むのも面白い。

それらを通って「文京シビックセンター」へ抜ければ、東京を一望できる展望ラウンジへとたどり着く。その道のりには学生も多く訪れる食べ歩きグルメがちらほら。秋の散策を十二分に満喫できるはずだ。

真っ赤なさっくり唐揚げ!?

東大の最寄駅である「本郷三丁目駅」から正門へ向かう途中にある「とり多津」は唐揚げの専門店。様々な種類のボリューミーな唐揚げやコロッケを販売している。今回チョイスしたのは、びっくりするほど真っ赤な「紅生姜ももからあげ」(280円/100g)と、この店で人気だという「瀬戸内レモン塩むねからあげ」(230円/100g)。それぞれ1つでも結構な食べ応えだ。

●information
とり多津
東京都文京区本郷4-37-14
○老舗のひとくち和菓子でキュン

本郷は坂が多い。そのひとつ、菊坂を下ったところに見つけた甘味処「えちごや」は、創業140年の老舗だ。店先にはみたらし団子や桜餅など、定番の手作り和菓子が並んでいる。それぞれ小ぶりでかわいらしく、あれもこれも欲しくなってしまうに違いない。

店主は20歳の時に父親から店を引き継ぎ、以降60年も営業を続けているという。角切りされたお餅はまだふんわりと柔らかく、「今朝ついたばっかりだからね」と楽しげに話していた。

●information
えちごや
東京都文京区本郷4-28-9
○ダイヤモンド富士が見られるかも!?

「文京シビックセンター」は、区役所などが入った区の施設ながら、意外に穴場な展望ラウンジがある。付近には高層ビルがなく、展望ラウンジとしては比較的低層階の25階であっても相当に眺めがいい。

東京スカイツリーや新宿のビル群、そして時期によっては遥か彼方の山の連なりまで望めてしまう。夕暮れ時には都庁の向こうに聳(そび)える富士山が、背後から夕日に照らされる姿を見せてくれる。散策の締めくくりに訪れてみてはいかがだろうか。

●information
文京シビックセンター
東京都文京区春日1-16-21(東京メトロ南北線・丸ノ内線「後楽園駅」直結) 展望台は25階

※価格は全て税込

筆者プロフィール: 木口 マリ

執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。

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