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新宿から6分で沖縄へ!? 代田橋「沖縄タウン」は人まで沖縄チックな街だった

61 view更新日:2017年09月12日 情報提供:マイナビニュース

●シーサーがお出迎え! 異彩を放つ「ゴーヤ豚まん」にあのアイスクリームも
碧く美しい海に囲まれ、のんびりとした時間の流れる沖縄。多くの人にとっては、長い休暇でもなければなかなか行くことのできない場所だろう。しかし、都心からほんの数分の列車の旅で沖縄気分を満喫できる街があるという。今回は、そんな「沖縄タウン」で街歩き・食べ歩きをしてみた。

新宿からたった6分の乗車でたどり着く、京王線「代田橋」駅。なんとここには沖縄があるらしい。その名も「沖縄タウン」(東京都杉並区)。いったい、どんな街なのだろうか。

代田橋駅の北口を出ると、いかにもローカルでのどかな街風景があった。ところが少し進むだけで、クルマの往来の激しい国道・甲州街道に出くわしてしまう。事前に得られた情報は少なく、「本当にこんな騒がしい大通りの向こうに沖縄なんてあるのだろうか」と、相当に疑いつつも向かってみることにした。

「あれ? ここ沖縄かも」

甲州街道を越えると、沖縄を連想させる朱色のゲートが見えてくる。どうやら上にはシーサーまで乗っかっている。これが沖縄タウンの入り口だ。

沖縄タウン内の通りは、縦横に入り組んでいる。全て合計すると長さ380mにもなるという。沖縄料理の店が都内で一番多かったこと、そして大正~昭和時代の沖縄研究家である仲原善忠(なかはらぜんちゅう)氏が住んでいたことなどから、「よし、『沖縄』で街おこしだ!」ということになったのだそうだ。

そんな、特に沖縄の人が多く集まっているというわけではない街なのだが、通りに入った途端、「あれ? ここ沖縄かも」という気がした。大通りを折れただけとは思えないほどに静かで、何やら近くに海があるような気さえしてしまう(もちろん杉並区に海などない)。さらには、訪れた店という店の人たちまで沖縄的な人懐こさがあるとは、この時はまだ思いもしなかった。

「ゴーヤ豚まん」がかわいすぎ!!

数は少ないものの、ちらほらと沖縄風なたたずまいの建物が目につく。特産品を扱う店も多いようだ。特に沖縄三昧なのが、沖縄物産品店「いじゅん」。沖縄の揚げ菓子としてお馴染みの「サーターアンダギー」のミックス粉や、「ミミガー(豚の耳)」などなど、店内は沖縄の食品で溢れ、見ていて飽きない。

ここで紹介したい逸品は「ゴーヤ豚まん」(税別230円)。にがうりとも呼ばれる、あのゴーヤが入っているという。これは食べずにいられない。そして出てきてびっくり、形がかわいすぎだ。

沖縄テイスト「ブルーシールアイスクリーム」

同じく「いじゅん」で、もうひとつ注目すべきは「ブルーシールアイスクリーム」(シングル税別250円/ダブル税別389円)。今では東京でも様々なところで手に入るが、この沖縄タウンの雰囲気の中で食べてみたい。フレーバーは「塩ちんすこう」「シークァーサーシャーベット」「サトウキビ」等々。選ぶのも楽しい。

かわいいグルメ&スイーツもいいが、やっぱりちょっと大人な食べ歩きもしてみたいところ。続いては沖縄名物のあのお酒たちも紹介していこう。

●泡盛はトマトジュースで!? 島豆腐は赤味噌煮込みもよし!
○泡盛にオリオンビールのカクテルも!

東京にも沖縄料理の店が増え、泡盛やオリオンビールは、そのへんのスーパーでも売られるようになっている。しかし、やはり"手に入りにくい珍品"は存在する。「片桐酒店」でたずねると「ここには珍しいものが多いですよ」とのこと。一緒に店内を巡りつつ、あれこれと楽しそうに紹介してくれた。

ミニボトルの泡盛「忠孝」(税込280円)や「瑞泉」(税込360円)、そして、限定品のオリオンビール「トロピカルコレクション パイナップルのビアカクテル」(税込185円)も。ゴーヤ棚の下にテーブルセットがあり、その場で飲むこともできる。一足先に飲み始めていた常連さんが、「泡盛はトマトジュースで割るとうまい」と熱く語っていた。毎日ここで飲んでいて、お店の泡盛は全て制覇したという。ツワモノである。

怪し気だけど入ってみたい!「めんそ~れ大都市場」

沖縄タウンは狭い範囲にいろいろなものが詰め込まれている。「ここ入れるの?」と思うような小径ものぞきながらゆっくりと歩いてもらいたい。

「めんそ~れ大都市場」は、入り口にシーサーがなければただの怪しい裏道にしか見えないかもしれない。しかし入ってみると、とっても沖縄。雰囲気に浸るためだけでも通ってみたい。

女子なスイーツもあります

あまり沖縄っぽくはないが、女子向けアイテムをひとつ。片桐酒店で「おいしい」と教えてもらったスイーツの店「bon pin gateaux(ボン・パン・ガトー)」を訪れてみた。ここも他の店と同様、細かく商品の説明をしてくれて、何だか人懐こい。季節のフルーツを使ったパウンドケーキのうち「マンゴーとココナッツのケーキ」は、一応、沖縄感があるかもしれない。

猫と島豆腐をつまみにちょっと一杯

めんそ~れ大都市場の入り口付近にある立ち飲み屋「納戸」へ向かう。ここは16時から開店とのことで、時間を調整して戻ってきた。「沖縄的なメニューは?」と問うと、カウンター越しに「うちは沖縄の店じゃないのよ(笑)」とのこと。しかし、「島豆腐の赤味噌煮込み」(税込160円)はメニューに載っていた。

沖縄タウンは、形だけ沖縄にしたような雰囲気はなく、訪れた人を温かく迎える親密さも兼ね備えているような気がした。海はないが、ちょっとした癒しを求めて「杉並の沖縄」へと旅してみてはいかがだろうか。

筆者プロフィール: 木口 マリ

執筆、編集、翻訳も手がけるフォトグラファー。旅に出る度になぜかいろいろな国の友人が増え、街を歩けばお年寄りが寄ってくる体質を持つ。現在は旅・街・いきものを中心として活動。自身のがん治療体験を時にマジメに、時にユーモラスに綴ったブログ「ハッピーな療養生活のススメ」も絶賛公開中。

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